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2006年5月13日 (土)

禁煙外来、完全保険適応に!

                                   Nikotinerua

医療現場で混乱していた【禁煙外来の保険適応】に回答がでました。

ニコチンパッチの保険適用です。

あったりまえだ~いぃ!!

健康保険が使えるようになったはずの禁煙外来。

なのになぜ病院では「保険は使えない」って言われるのYO!

これねえ、【医師による禁煙指導】は保険可で【ニコチンパッチ】は保険不可っていうわけの判らない保険許可区分のためでした。

一回の治療に保険適応のものと、保険適応外のものが一緒になるのを【混合診療】っていうんですが、厚生労働省はかたくななまでにこの【混合診療】を認めません。

ニコチンパッチは要処方せん薬ですから、医師の処方せんがないと手に入れることができません。

病院に掛かって先生に禁煙方法を教えて(禁煙指導)もらっても、ニコチンパッチの処方箋はだせないのです。

だしたら【混合診療】になっちゃって、全部が保険適応外になっちゃうもん。

こんな簡単なことに気がつかなかった厚生労働省。

でも、今回に関しては珍しく速やかに対応してくれました。

来月からは、すべて保険適応ですから煙草を止めたい方は病院へどうぞoh!

保険適応の【医師による禁煙指導】で、一般薬の【ニコチンガム】を使うっていう発想は元から無いのですねぇ (ToT)/~~~

ニコチンパッチ今月保険適用へ

厚労相表明

 川崎二郎厚生労働相は12日の衆院厚生労働委員会で、禁煙時に体内のニコチン濃度が低下する際の禁断症状を抑える「ニコチンパッチ」を公的保険の対象とすることを明らかにした。近く医薬品の保険適用の可否を検討する中央社会保険医療協議会を開き、今月中に保険薬とする。

 禁煙治療については、4月から公的医療保険の対象となったが、パッチが保険適用外であることから、パッチを使うと違法な「混合診療」に該当。厚労省は4月28日の医療機関向け通知で「使えば禁煙指導全体が(全額自己負担の)自由診療となる」と明確にしていた。保険適用を急いだのは、医療現場の混乱や禁煙学会から批判を受けたためとみられる。

 禁煙指導は従来、保険のきかない自由診療として行われてきた。しかし4月の診療報酬改定で、ニコチン依存症と診断された患者に対して日本循環器学会などが作成した標準手順書に基づく治療をした場合の保険適用が認められた。手順書がパッチ使用を前提としているため、パッチ自体は保険適用外でも、その分を患者が負担すれば、検査や問診には保険を適用できると判断して禁煙治療した医療機関が相次いだ。ところが、パッチ分だけの自己負担は認められず医療現場に混乱が起きていた。

                                  =中日新聞より=

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コメント

TBさせていただきました。よろしくお願いします。

今回の厚労省の対応、決して褒められたものではありませんが、
これでも早いと感じてしまいますね(苦笑。
ニコレットは時々パッチと併用する患者さんもいますが、
その分だけ自費となってしまいます。
これは保険適応にならないのでしょうかね。

投稿: くま☆ | 2006年5月13日 (土) 18:33

こんにちは、くま☆さん。

禁煙外来を保険適応にすること自体が医師会の顔色伺いのように思えてしまいません。
まあ「生活習慣病対策として云々」はあくまで理由としてはもっともですが、なんかなあ・・・
ニコチンパッチもスイッチOTCにして、薬局に予防を受け持ってもらうのが道筋ではないでしょうか。
大事な国民皆保険を(自己の意思による)喫煙者に対して使うのは平等ではないでしょう。
禁煙学会がニコチンパッチの使用を前提に指針を作った事を問題視してもいいのでは・・・
疑問だらけの【禁煙外来】です♪

投稿: 薬屋親父 | 2006年5月14日 (日) 19:06

当方にもTBいただきましてありがとうございました。
確かに、煙草を吸う人と吸わない人がいる中で、禁煙治療が保険適応というのは不公平感はありますね。それが嗜好品の煙草ともなれば尚更です。

やっぱり煙草の税金をもっと高くすべきですね!
自分が吸わないので好き勝手言いますが…(笑

今後ともよろしくお願いします。

投稿: くま☆ | 2006年5月15日 (月) 13:59

パッチも保険適応になったのですね! やれやれ(^ ^;

喫煙を放っておくと、生活習慣病や肺がんの引き金になり、
そこでたくさんの医療費が使われると考えると、
禁煙治療を保険適応にするのは意味のあることだと思うのですが・・・

投稿: satokichi | 2006年5月16日 (火) 06:34

おはようございます、satokichiさん。

煙草の撲滅はとても意義のあることだと認識しております。
しかし、禁煙外来の保険適応はあまりにも短絡的過ぎると思います。
国民に対する煙草の害や禁煙の仕方などを充分啓蒙する事の方を優先して欲しいのです。
さらにニコチンパッチのスイッチOTC化。
ニコレットもOTCになったことで、メーカーは莫大な広告費を使って「禁煙するならニ~コレット」と・・・
自己責任の喫煙ですから、自費で止めさせるような良い方法はないでしょうかねえ?

ということで
おめでとうございます!!!satokichiさ~ん!
くれぐれも身体に気を付けてくださいネ。
子供はお国の宝ですう。
(satokichiさんのブログにコメントしようと思ったら、すっかり出遅れてしまいました(^^ゞ

投稿: 薬屋親父 | 2006年5月16日 (火) 08:37

まあ禁煙外来もいいことがありますよ。おかげさまで当院は来月から敷地内全面禁煙となりました。(そうしないと保険請求できないのです。)当たり前だとも思うんですけど、年配の先生方はけっこう喫煙率が高いので、なかなか踏み切れなかったんですけどねー。

禁煙外来も、しばらくすると他の外来説明と同じく「外来指導料」に下りてくると思ってます。もーいつもの厚生労働省のやり口なので、いいかげん飽きてきました(笑)。

投稿: kuu | 2006年5月16日 (火) 12:17

kuuさん、いらっしゃい。

そうなんですよねえ、病院敷地内全面禁煙(施設基準)でないと保険適応できないんですよね。おっしゃるように、いつものような厚生労働省の点数遊びに右往左往する医療機関って図式になるんでしょうか・・・

ゆっくり一服しながら考えてみます (#^.^#)

投稿: 薬屋親父 | 2006年5月16日 (火) 16:57

こんにちはー。
そうですか、パッチも保険適応になったんですねー。
タバコの値段が1箱1000円くらいになれば、かなりの禁煙行動につながる気がするのですが・・・・。

投稿: もこ | 2006年5月16日 (火) 17:36

もこさんだあ~、こんにちは!

豪国で800円、英国で1000円とかですよね。
日本の煙草はとってもリーズナブルです。
なんかのアンケートで禁煙を始める煙草の価格は800円っていうのを見た事あります。

ちょっと興味深い記事を見つけたんでここに張っておきます。
東京新聞です。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20060416/mng_____kakushin000.shtml

投稿: 薬屋親父 | 2006年5月17日 (水) 08:32

初めまして、一介の新米薬剤師です。
いきなりの失礼なコメントで申し訳ありません^^;

喫煙=依存として治療することは医療として成り立つと考えます。
というのも、自己管理の不徹底が「医療として不公平だ」ということになれば「肥満→糖尿病(2型)」などの生活習慣病も自己管理の不徹底となるかと思います。(遺伝や、その他の既往があってなる方もおられるので全員とは申しませんが、一般的に、という方向でとらえていただければ・・・)

喫煙者全員が医療を強制的に受けるのであれば不公平極まりないですが、治療を切望する方が受診する限りにおいては私は「医療として不公平」とは思えません。

若輩者なもので、考え方がまだまだ甘いのかもしれませんが、読んでいてそう思いました。

ちなみに、諸外国では、タバコの自販機に「やめたい人はこちらに電話を!!」ってデカデカと電話番号が書いてあり、禁煙支援センターのようなところにつながるようになっているそうです。
(不確かな情報ですが、外国ではニコチン補充療法は既に保険適用となっているはずです)

投稿: SOU | 2006年6月 3日 (土) 00:41

SOUさん、はじめまして♪

貴重なご意見をありがとうございます。
「医療として不公平」、じつに正論だと思います。
薬物依存症に対して治療を行うこと自体、医療としては当然の事ですし、何の反論もございません。

私自体、かなりのヘビースモーカーなんです。ですから、喫煙者の立場から自虐的に「好きで吸っているんだからあ!」という話です。

国民皆保険も性善説から考えれば素晴らしい制度だと思いますが、現実には・・・
考え直さなければイケない時期に来ているんではないでしょうか。
→http://suzu-yaku.tea-nifty.com/blog/2005/12/post_e834.html

投稿: 薬屋親父 | 2006年6月 3日 (土) 09:08

近くの病院で、うちは自由診療で保険適応外扱いです!と言われました。
これって全国的に同じ条件で無いのだね?病院によって違いがあるのは如何な物かと。

ちなみに宮崎県です。どげんかせんといかん。

投稿: みみ | 2008年9月12日 (金) 16:23

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