2006年6月 1日 (木)

もう一本、観たかったなあ・・・

                Imamuraa

5月30日、今村昌平氏が亡くなった。

黒澤明氏なき後、日本の映画界を守ってきた方だと思います。

よく【重厚なリアリズム】と評されますが、ヘビーな題材を画面に映し出しながらも観客の感性を翻弄する、まったく希有な映画監督だと私の中では認識しています。

とても濃密な映画なんですが、人のぬくもりや人間としての感覚が端端から感じられますからネエ。

復讐するは我にあり・ええじゃないか・楢山節考・黒い雨・うなぎ・カンゾー先生etc

監督作品はどれも素晴らしいものばかりです。

さらに、親父的に特筆するのは【幕末太陽伝】(川島雄三監督・フランキー堺主演)の脚本は今村氏が書いております。

この【幕末太陽伝】なんですが、ラストシーンが実にブッタマゲタ映画です。

日本映画界の名作中の名作だと・・・

残念です。

あと、一作品でもよかったんです。

今村監督の映画が観たかった・・・

今村昌平氏のご冥福を心よりお祈り申しあげます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月 2日 (木)

キャリー

                Carrie-A

’76公開

監督:ブライアン・デ・パーマー 主演:シシー・スペイセク

スティーブン・キングが原作のサスペンス映画。

思春期を迎えた少女の心と体のアンバランス、学園生活の思い、母親への愛などが絡み合った中での、テレキネシスを持った17歳のキャリー。

(なんか文章にするととても陳腐だなあ・・・親父の表現力不足か!)

豚の血をかぶったキャリーや十字架になった母親、ラストの【にょっきり手】に気を取られますが、基本のストーリー展開や人間描写が素晴らしい映画です。

この撮影時、シシー・スペイセクは26歳!

不思議な魅力を持った役者さんです。

この後、【歌え!ロレッタ愛のために】や【ミッシング】、【ロンリーハート】などで着実に存在感溢れる俳優となって行きます。

単なるサイコ・サスペンスには終わらない素晴らしい作品ですな。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年2月22日 (水)

アニマルハウス

                AnimalHouse-A

’78公開

監督:ジョン・ランディス、主演?:ジョン・ベルーシ(このときはジョン・ブルタキシーか)

無茶苦茶な学園もの。

偉い映画評論家の方によると、『アメリカングラフィティに代表される ベトナム戦争が泥沼となる前のよき青春への回顧への一連の作品』ってな具合に紹介されてたりします。

う~ん

いいじゃない、ジョン・ランディスなんだから・・・

【ケンタッキー・フライド・ムービー】で痺れちゃった私は、この【アニマルハウス】で完全にランディスマニアになってしまいました。

この二作品に【ブルース・ブラザース】を加えて、最強のコメディ三部作ですな!

今までの映画の枠にとらわれない、斬新な画面構成には感嘆いたします。

それにしても、J・ベルーシの使い方が素晴らしい!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月18日 (水)

お葬式

                                   osousiki-A

1984年公開。監督・脚本:伊丹十三。撮影:前田米造。主演:山崎努。

WOWOWでひさしぶりに『お葬式』を観ました。

初監督作品らしく、初々しさが溢れてます。

これも入れたい、あれも入れたい・・・編集仕切れてない所が、この作品の良さに繋がっているようです。

素晴らしい役者さんを揃えすぎ、皆さんが期待にたぐわない演技を披露していますので、いたしかたないのかもしれません。

山崎努さんのセリフ運び、大滝秀治さんの絶妙な間、財津一郎さんの軽妙な演技、猫八師匠も素晴らしかった。

個性溢れる役者さんたちを前田米造さんのキャメラが適確に捉えていってます。

作家監督である伊丹十三らしく脚本をとても大切にした作品ですね。

そのままでは、映画ではなく、よくできた面白ドラマになってしまうところを救ったのが、菅井きんさんでした。

バタバタとしたストーリー展開が続く中、最後の喪主の挨拶での<超>長回し。

黒澤監督の赤ひげでの二木てるみさん以来ではないでしょうか?

あんな演技のできる役者さんは、今現在彼女一人でしょうなあ。

幕間に挿入される浅井慎平さんのモノクロ画像も強烈でした。

【映画】としては出来のよいものとは思いません。

しかし、新鮮さと期待感を抱かせる作品でした。

ちなみに、赤ひげには山崎努さんも出演なさっています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月18日 (火)

ロッキー

                rokey-A

1976年に製作されたアメリカンニューシネマの傑作です。

アメリカ建国200年の年、その中心地フィラデルフィアで展開される”アメリカの夢”。

わずか3日間で書かれたシナリオ、制作費100万ドル、撮影日数28日間。

皆が心の中で夢見る想いを・・・・

「ロッキーなんてなぁ」って言う方も、心の中ではね。

ちょっとガンバッテみたいときの”アイ・オブ・ザ・タイガー”は必須です。 (#^.^#)

ほんと、いい映画です。

 

           ↓ もういいだろう・・・・

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ロッキー」第6作、シルベスター主演で製作へ

2005年10月18日08時34分

 米俳優シルベスター・スタローンさん(59)の主演、脚本による人気ボクサー映画「ロッキー」のシリーズ第6作「ロッキー・バルボア」が制作される。

 広報担当者が17日明らかにしたところによると、撮影は来年初めからで、ボクサーの内面に光を当てる。スタローンは声明で、本人の意欲があれば、年を取っても再び挑戦できることを訴えたいとしている。(時事)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年8月17日 (水)

2001年宇宙の旅

               2001

ストーリーなんていらない

幾度と無く、名画座へ足を運びました

映画は音と映像で成り立つもの

映画は映画館でみるべきものであって、DVDでは別のもの

この映画のときは、最前列から三番目の真ん中が僕の大好きな席でした

木星上空で体験する光と音の洪水・・・・

1968年製作

監督:スタンリー・キューブリック

原作:アーサー・C・クラーク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年8月 4日 (木)

明日に向かって撃て!

                blogau

『Butch Cassidy and Sundance Kid』

これが本当の題名です。

67年の”俺たちに明日はない”『Bonnie and Clyde』の影響で、日本公開時には”明日に向かって撃て!”に変換されてます・・・

ブッチとサンダンスとエッタの物語。

2人の男と1人の女のお話。

時代の変化に追われながらも、それを知りつつも過去から抜けきれない中年。

いつまでも青春を抱き続ける、優柔不断でみじめな二人。

楽しくも、悲痛な映画です。

とても重いテーマを掲げながら、軽妙にストーリーを展開させていくジョージ・ロイ・ヒルの最高傑作のひとつでしょう。

監督:ジョージ・ロイ・ヒル

出演:ブッチ=ポール・ニューマン、サンダンス=ロバート・レッドフォード、エッタ=キャサリン・ロス

| | コメント (0) | トラックバック (0)